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本ページは「腰椎椎間板ヘルニア」による痛みやしびれで、以下のような不安を抱えている方に向けて情報をまとめています。
まずお伝えしたいのは、ヘルニアは一般的に「発症から3ヶ月程度で症状が落ち着き始め、6ヶ月から1年と時間をかけてさらに改善していく傾向がある」ということです。
これは多くの研究データでも示されていることであり、当院の施術でヘルニアを改善した方にも共通した傾向だと言えます。
しかし、強い痛みやしびれを感じたり、長く苦しんでいる方からは以下のようなご相談をいただきます。
そこで本ページでは、腰椎椎間板ヘルニアの改善や治療方法について大切な情報をまとめました。
【きがわ上野鍼灸院 院長 木川岳秋】
17年間で約4万人の治療経験(臨床経験)と、厚生労働省認可の国家資格を4つ保有する鍼灸師。
一般的な鍼よりも回復効果の高い「古代九鍼」を使った治療と、根本原因を特定して対策を作る「トリセツプログラム」で、患者さんに早期改善と再発防止を提供する。
※関連ページもご参考にされてください
● 鍼灸におけるヘルニア改善に関して
● 鍼灸におけるヘルニア改善事例(施術後の声)
椎間板ヘルニアを改善した方の割合は多く、適切な経過をたどれば「日常生活に支障が出ない」レベルまで改善する可能性が高いと言えます。
一般的に発症〜3ヶ月で沈静化に向かい、3〜6ヶ月、6ヶ月〜1年など、段階的に症状が改善する傾向があります。
こうした「回復の可能性」を裏付ける、代表的な研究データをご紹介します。
これらは、適切な治療と対応により、日常生活に支障がないレベルまで回復を期待できることを示唆しています。
当鍼灸院においても、多くの方が「保存療法」と「鍼灸施術」を併用して、以前のような生活を取り戻していく姿を数多く見てきました。
こうした医学的なデータと当院での臨床経験から、特殊な例を除き、適切なアプローチを行うことで「生活に支障が出ないレベル」までの改善は期待できると言えます。
ヘルニア改善に関する主なポイントはこちらです。
治療の選択をしやすくするためのポイントはこちらです。
注意:手術が必要なケースに関して
排尿や排便の異常(尿が出にくい、尿や便が漏れる、股間の感覚が鈍い)、麻痺や急激な筋力の低下(つま先立ちができない、スリッパが脱げる、足が動かない)がある場合、一刻も早い手術が必要です。
これらは馬尾症候群や重度の麻痺の兆候であり、後遺症を防ぐために48時間以内の緊急手術が必要になるケースもあります。
「ヘルニアは保存療法や自然退縮で改善されることが多い」と痛みを我慢せず、夜間や休日であっても至急、整形外科(脊椎専門医)の受診を検討してください。
ヘルニア改善の可能性を高めるためのポイントはこちらです。
※関連ページもご参考にされてください
● 鍼灸におけるヘルニア改善に関して
● 鍼灸におけるヘルニア改善事例(施術後の声)
2024年の研究論文(系統的レビュー)では、保存療法(手術以外の治療)を選択した場合におけるヘルニアの自然退縮率は76.6%という研究データがあります。
一部を引用します。
「保存的治療後のNP自然吸収率は76.6%(1684/2199)で、20%から96.2%の範囲であった。」
腰椎椎間板ヘルニアの有病率、臨床予測因子、および椎間板ヘルニア吸収のメカニズム:系統的レビュー 2024|PubMed
上記データが意味するものはこちらです。
自然退縮で何が起きているのかと言うと、
痛みやしびれを引き起こしている「椎間板から飛び出たヘルニア(髄核)」が、発症後3〜6ヶ月、長くて12ヶ月の間に、自然に小さくなったり、消失しています。
すべてが解明されているわけではありませんが「免疫」の力が関係し、以下のような作用が起きるからだとされています。
↓
※自然退縮だけが、ヘルニアの痛みやしびれがなくなる理由ではありませんが、主な要因になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 理学療法や神経ストレッチ | 理学療法や神経ストレッチなどの保存療法は、専門的な視点から、腰椎の負担を減らす「正しい姿勢や動き方」「神経の柔軟性」を取り戻すための指導をしてくれます。 これにより身体の機能を回復させ、悪化や再発の防止に繋がる土台を作れます。 |
| 鍼灸 | 鍼灸などの補完・代替療法は、患部周辺の血行を促進し、過緊張した筋肉を緩め、自律神経のバランスを整える効果があります。 血行が良くなることで、ヘルニアの吸収を助ける免疫細胞(マクロファージ)が働きやすい環境を作り、回復促進に繋がります。
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● 鍼灸におけるヘルニア改善に関して
● 鍼灸におけるヘルニア改善事例(施術後の声)
身体が本来持っている回復力(自然治癒力)を引き出し、身体が治りやすい状態をつくることもポイントです。
これがヘルニア改善や自然退縮の促進につながります。
回復力を高めるポイントはいくつかありますが、ここでは保存療法や補完・代替療法などで取り組みやすい内容をご紹介します。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 血行の改善 | 1.組織の修復をサポートする 2.自然退縮を促進する 3.老廃物の排出を助ける
|
| 過緊張している筋肉を緩める | 1.痛みを緩和し、血行改善を促す 2.副交感神経が優位になる 3.身体の可動域が広がる
これらを適切にケアすることで、回復力を腰椎の修復に集中させやすい状態をつくることも大事です。 |
| 姿勢や動作の改善 | 1.腰椎への負担を減らし、回復を妨げない 言い方を変えると、負担のかからない姿勢や動作は、身体が回復しやすい状態をつくることでもあります。 2.回復を妨げない環境づくり デスクワークや立ち仕事など、腰椎に負担のかかりやすい環境にいる場合は、どのように負担を軽減できるかを検討することも大事です。 |
ヘルニアの急性期(発症〜2週間)は、もっとも痛みが強い時期です。
椎間板から飛び出した髄核が神経を圧迫すること、その周囲に強い炎症が起こることで、激しい腰痛や、お尻から足にかけてのしびれが現れる傾向があります。
この時期は、以下のような症状から身動きが取れなくなるのが特徴です。
【この時期に大切なこと】
まずは無理に動かず、炎症が落ち着くのを待つことが重要です。横向きで背中を丸めるなど、自分が最も楽だと感じる姿勢で安静を心がけましょう。
強い痛みに対してはコルセットによる固定や、医師の処方による消炎鎮痛剤などの薬物療法を併用し、痛みの緩和を図ります。
注意:手術が必要なケースに関して
排尿や排便の異常(尿が出にくい、尿や便が漏れる、股間の感覚が鈍い)、麻痺や急激な筋力の低下(つま先立ちができない、スリッパが脱げる、足が動かない)がある場合、一刻も早い手術が必要です。
これらは馬尾症候群や重度の麻痺の兆候であり、後遺症を防ぐために48時間以内の緊急手術が必要になるケースもあります。
「ヘルニアは保存療法や自然退縮で改善されることが多い」と痛みを我慢せず、夜間や休日であっても至急、整形外科(脊椎専門医)の受診を検討してください。
ヘルニアの亜急性期(発症後2週間〜3ヶ月)は、激しい炎症が落ち着き、徐々に痛みが和らぎ始める時期です。
少しずつ動けるようになりますが、以下の理由から無理は禁物です。
【この時期に大切なこと】
炎症はある程度落ち着いてきているため、少しずつリハビリを始めるタイミングです。
長期間安静にしすぎると、筋力の低下や硬直、血行の悪化を招き、かえって回復を遅らせる可能性があります。
そのため、医師や理学療法士の指導のもと、ストレッチや軽い筋力トレーニングなどを行い「動かせる範囲」を広げていきましょう。
鍼灸などの補完・代替療法を取り入れ、回復をサポートするのにも適した時期です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 姿勢や動き方の改善 | 腰椎に負担をかけない姿勢、動き方を身につける |
| 筋力の強化 | 天然のコルセットであるインナーマッスルを強化し、腰椎への負荷を減らす |
| 回復力を高める生活習慣 | 質の良い睡眠、バランスの良い食事、身体をケアする習慣、ストレスを溜めない状態づくりを整える など |
ヘルニアの発症から1年を過ぎても痛みやしびれが残っている場合、原因はヘルニアによる直接的な神経の圧迫だけでなく、以下のような「二次的な要因」が複雑に絡み合っている可能性も高いと言えます。
以上を踏まえて、現在少しずつでも改善の兆し(症状の度合いが下がる、範囲が狭まる など)がある場合は、焦らずに信頼できる専門家との治療を継続しましょう。
一方で、「改善の兆しが見えない」「むしろ悪化している」「実は病院から足が遠のいていた」という場合は、現状を打破するために以下のステップを検討してみましょう。
| 検討項目 | 内容 |
|---|---|
| セカンドオピニオンを受ける | セカンドオピニオンを受けることで、別の視点から意見を聞くことができ、新しい治療方針や見落としていた改善点が見つかることがあります。 相談先が今までよりも専門性が高く「より良い先生に出会えた」というケースもあります。 納得のいく治療と、改善のために、積極的にセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。 |
| 専門医(脊椎外科など)を受診する | 専門医(脊椎外科など)を受診し、MRI等の再検査を行い、痛みの原因(神経の癒着や別の部位の異常など)を改めて確認しましょう。 1年経過していると、ヘルニア発症時とは痛みの要因が変わっている可能性もあります。 冷静に現状把握することが、適切な治療と改善への第一歩になります。 |
| 理学療法の活用 | 理学療法は身体の機能を回復させたり、腰椎に負担がかかりにくい姿勢や動作を教えてくれます。 気をつけているつもりでも、無意識のうちに腰椎へ負担をかける姿勢や動作が癖になっている可能性があります。 あるいは、そうせざるを得ない環境で過ごしているなど。 そこで、専門家の協力のもと姿勢や動き方を疑ったり、環境要因はないのかを客観的に見直すことが大事です。 |
| 鍼灸(補完・代替療法) | 鍼灸(補完・代替療法)では、患部や患部周辺、ツボに鍼を刺すことを通じて、以下の働きを促します。
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※関連ページもご参考にされてください
● 鍼灸におけるヘルニア改善に関して
● 鍼灸におけるヘルニア改善事例(施術後の声)
ヘルニアの治療は、まず身体に負担の少ない「保存療法」を行いながら回復の経過を追っていくのが一般的です。
多くの場合、発症から「2週間」、次に「2〜3ヶ月」を目安に、以下のように症状が緩和していきます。
経過観察中は、強い痛みや生活への支障があるため、医師と相談しながら保存療法の一種である「薬物療法」や「注射療法」で痛みをコントロールしたり、コルセットを装着する「装具療法」で腰椎への負担をサポートします。
【経過観察後の判断について】
経過観察の結果を踏まえて、その後の対応を医師と相談します。
※ただし、排尿や排便の異常、足の麻痺、急激な筋力の低下が見られる場合は、神経への深刻なダメージを防ぐため、一刻も早い手術が必要と判断されます。
補完・代替療法に関して
院長 木川岳秋
3ヶ月が経過した時点で、症状の改善が停滞している場合や、今後の進め方に不安がある際は「セカンドオピニオン」や、鍼灸などの「補完・代替療法」の併用を検討する時期かもしれません。
1.セカンドオピニオンを検討するケース例
2.鍼灸などの補完・代替療法を検討するケース例
椎間板ヘルニアの主な治療方法は「保存療法」と「手術療法」になります。
※近年では「切らない治療」として椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)も選択されています。
これらの標準的な医療アプローチに加え、近年では個人の状態に合わせて鍼灸などの補完・代替療法を併用し、多角的にケアを行うケースも増えています。
それぞれの具体的な内容について、シンプルにまとめましたので見ていきましょう。
【ご留意事項】
当院ははり師・きゅう師の国家資格に基づく鍼灸療法を専門としておりますが、これからご紹介する治療法の中にある「薬物療法・注射療法」「手術療法」は専門外になります。
そのため以下でご紹介する治療方法に関する情報は、一般的な知識として日本整形外科学会などの公的情報を参考に整理したもので、特定の治療を推奨するものではありません。
実際の診断や治療方針については、必ず専門の医療機関(整形外科など)を受診し、医師にご相談の上でご判断ください。
保存療法は、手術を行わずに「身体が持つ自然治癒力」を活かして回復を目指す治療方法です。
ヘルニアの場合、主な目的はこちらです。
ただし発症から2週間は激しい痛みがあり、日常生活を送るのも困難な時期です。
その後、痛みは収まっていく傾向があるとしても、2〜3ヶ月程度までは痛みが続くケースもあります。
そのため「症状を悪化させない」「痛みをコントロールする」「身体の機能(筋力や柔軟性)を回復させる」ために、以下のような複数のアプローチを組み合わせます。
薬物療法は、炎症や痛みを抑えるためにお薬を活用します。痛みが強い時期(急性期・亜急性期)の苦痛を和らげる意味で有用で、医師の指示に基づき服用します。
注射療法は、炎症や痛みを抑えたり遮断したりするために、神経やその周囲に直接薬を注入します。代表的なものに「神経根ブロック」や「硬膜外ブロック」などがあります。
理学療法は、理学療法士の指導のもとで、身体の機能回復や再発・悪化防止のために行います。姿勢や動き方の改善、腰椎・胸椎・股関節などの柔軟性アップ、天然のコルセットであるインナーマッスルの強化などを行います。
牽引や温熱・電気などの「物理療法」と組み合わせることもあります。
装具療法は、コルセットなどを装着して腰椎への負担を軽減させます。痛みが強い時期に患部を安定させ、安静を保つために活用します。
ただし長期間の装着は筋肉の衰えに繋がり、腰椎への負担を増やす結果になりかねません。そのため痛みが沈静化してきたら外したいところです。
手術療法は、保存療法での改善が困難な場合などに、神経を圧迫しているヘルニアを外科的な処置で直接取り除き、圧迫を解消する治療法です。
以下のようなケースで検討されます。
現在は、身体への負担を抑える「低侵襲手術(ていしんしゅうしゅじゅつ)」が主流となっており、主なものには以下があります。
1. 内視鏡下手術
2. 顕微鏡下手術
実際には「◯◯法」といった様々な術式があり、標準的なものから最新技術まで多岐にわたります。
手術の具体的な内容や適応については、ご自身の状態に合わせて担当医に直接確認したり、医療機関の公式情報を参照したりすることをお勧めします。
「保存療法」や「手術療法」という大きな選択肢がある中で、ご自身の今の状態に合わせた最適なサポートを取り入れることは、早期回復への近道となります。
中でも以下のようなケースでは鍼灸を取り入れることは有用だと言えます。
1.順調に回復中の方
改善しているとは言え、症状があったり、日常生活で不便を感じている場合、回復を促進したい気持ちがあると思います。
その場合、「血行改善」「組織の修復」「筋肉の緩和」「自律神経のバランスを整える」などを促せる鍼灸は、お力になれる可能性が高いと言えます。
2.補完・代替療法を検討中の方
「保存療法で思うように改善されない」「極力手術を回避したい」「二次障害による痛みや不調がある」「別の選択肢を探している」という場合、
補完・代替療法として、鍼灸を取り入れることは一つの有効な選択肢となります。
ただし、かかりつけの病院がある場合、担当医も考えがあって治療方針を決めているはずです。そのため、まずは担当医にご相談いただいた上で、当院の鍼灸を併用いただく流れが最善だと考えます。
※関連ページもご参考にされてください
● 鍼灸におけるヘルニア改善に関して
● 鍼灸におけるヘルニア改善事例(施術後の声)
【きがわ上野鍼灸院 院長 木川岳秋】
17年間で約4万回の治療経験(臨床経験)と、厚生労働省認可の国家資格を4つ保有する鍼灸師。
一般的な鍼よりも回復効果の高い「古代九鍼」を使った治療と、根本原因を特定して対策を作る「トリセツプログラム」で、患者さんに早期改善と再発防止を提供する。
もしも、こんなお悩みをお持ちでしたら
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